ワンオペワーママまいこんぶのリアルな日常

小学生と中学生の子をもつ派遣社員。限界が訪れこの度正社員から派遣社員に転職しました。

心療内科受診の経緯。

その週末、旦那は出張で土日不在だった。

子供たちと過ごすいつもの時間。

けれど、大人と会話することが無い週末。

 

私はやっぱり仕事のことばかり考えていた。

月曜日出社したら何から手をつけよう…など。

 

 

この時点で誰かに会うことがとても億劫だった。

近所のスーパーで誰かに会ったら嫌だなと思っていた。何故かは分からないけど、誰とも会いませんようにと思っていた。

 

土日はとにかく体調が悪くて、横になっていたかった。

横になってると知らないうちに眠っていて、子供たちに「ママ寝ないで」と言われて起きる。

それを土日で何回繰り返したか分からなかった。

 

そういえばここ何週間か夜中に「パッ」と目が覚めてしまう事が2日に1回くらいあった。

目が覚めてしまうと、それからなかなか寝つけなくて、3時に起きてそのまま寝ずに朝を迎えて出社なんて日もあった。

 

 

私は寝てばかりいる自分を責めた。

 

あぁまた寝てしまった。

夕飯が遅くなってごめんなさい。

洗濯取り込めなくてごめんなさい。

掃除機かけられなくてごめんなさい。

 

誰かに怒られたわけでもないのに、自分が当たり前の事ができなくてすごく悲しくなっていた。

やらなきゃ!でも身体が動かないの。

 

まるで身体と心が別々になったみたい。

 

 

友人にも病院へ行く事をすすめられた。

早めに検査してもらった方がいいよと。

身体のどこかが悪いのかもしれない。

 

 

月曜日の朝、誰か助けてほしいと思った。

涙がボロボロ止まらない。

もうこれは病院へ行かなければ。

 

 

ひとまず内科を探した。

地元の内科は町のおじいちゃん先生か大学病院。

なんとなく行きにくかった。

婦人科的な症状も出ていたので、漠然と女医さんがいいなと思っていた。

 

出産でお世話になった産院に「女性内科」というのがあった事をふと思い出した。

ホームページで調べると当日の予約不要とのことだったので、藁にもすがる思いでかけ込んだ。

 

 

問診票に症状を書いた。

「喉のつまりから来る吐き気。胃痛・頭痛・全身の倦怠感」

女性のお医者様に「どの症状が1番辛いですか?」と聞かれ「喉のつまりから来る吐き気と倦怠感です」などと症状が出始めた頃の話を淡々とした最後に先生が「この症状が出る原因について、もしかして思い当たる節があるかな?」と聞かれた。

 

その言葉を聞いた瞬間、涙が滝のように流れ「辛いんです、助けてください」と泣きながら訴えた。

 

「そうだね、辛かったね。検査をするまでもなく即心療内科の受診が必要です。ただ心療内科は当日の予約を取ることが難しいから、病院で繋がりがあるところとか、私の知り合いに今日この後診てもらえないか聞いてみるね」

 

そうして先生のお陰で即日診てもらえる心療内科を紹介いただくことができた。

 

心療内科なんて自分の中ではとてつもなくハードルが高くて通院するなんて想像したこともなかったけど、病院はすごく綺麗で、受付のお姉さんや先生は優しくて、安心できた。

 

先生は私の状態をゆっくり丁寧に言葉に変えてくれた。